私が学生の頃はスポ根精神が当たり前で、それこそキツイ練習は日課で、コーチに怒鳴られながらも歯を食いしばって頑張るのが当然でした。当時バレーボール部だった私も今となっては青春の1ページとして刻まれています。そんな真逆を歩んでいるのが中2の息子。
息子は小学校低学年からピアノ、4年生から吹奏楽部に入り、そして受験をして、晴れて大学付属校に進学し、色々な部活動がある中でブラスバンド部を選びました。
いわば音楽一筋。これなら自前のフルートも活かせると、入部当初はある意味それが正しい道だと考えていたのですが・・。
2020年のコロナ禍だったということもあり、ままならない活動やオンライン部活などの手探り的な活動が、想像していたものと異なっていたということが、大きなきっかけとなったようです。
それは本格的に活動が再開されてからも変わる事はありませんでした。
それに新しい友達との交流も深まってくる中で、小学校の時とは違った雰囲気や他の活動内容に触れる事で、おのずと興味がそちらに向いていってしまったということも理解できます。思春期の入り口に足を踏み入れた息子にとって、運動部の勇ましさがかっこよく見えたのと同時に、コロナ禍で体を動かせなかった日々が続いていたので、運動したいという思いが強くなったのだとも思います。
さて、そうは言っても退部できるものなのか?入部届を私が記載した時の記憶では'原則禁止'となっていましたので、あとは本人が直接言うしかありません。退部届けが受理されるまでの道のりとは?
まず担任に相談をしたところ「退部する理由がちゃんとあれば大丈夫ですよ。あとは部長と顧問の先生に相談をしてみてくださいね。」
思ったよりも寛容な答えでしたので、割とスムーズに退部できるものと思っていました。結果的に退部に至るまでのプロセスとして退部をしたい理由を皆の前で名言するという風習がありました。
もちろん親の私の承諾書も必要となり、これらの工程を経て、無事に退部となったわけなのです。やはりそこには厳しい道のりがあったというわけですね。
そしていよいよ新しく入部したい部の顧問の先生に挨拶に行き、晴れて入部という流れになりました。これはあくまでも息子の学校でのことなので、風習なり校則なり、異なるとは思いますが、本人がやる気もなく悩んでいるのであれば、背中をそっと押してあげるのも、よい案かと思います。
部活動を変えるなんてあまり良くないという意識がありますが、一つのことにこだわることなく、色々なことにチャレンジしてみたいと思う気持ちをプラスに捉えれば、まったく問題はないですよね。とはいえ入部する時に諸々の部費もお支払いしているわけですから、そこだけは無駄になってしまったと、親からすれば思ってしまいますが・・。
それ以上に本人が意欲的に取り組んでくれれば、良しとしますか。
ということで我が家も始めは辞めることを考え直すように強く言っていましたが、長い目でみれば転部をしたメリットの方が大きいと感じたので、転部はあり!という考えに至りました。
貴重な中学校生活をエンジョイして欲しいですよね!