中学受験を検討する上で、志望校選びは何かと迷うもの。
受験対象となる中学の種類をみてみても、国公立、私立進学校、大学付属校、音楽・芸術私立、加えて、男子校、女子高、共学など学校タイプ、分野、体制だけでこれだけの選択肢があります。
更にこちらに加えて、偏差値準、エリア、校風、カリキュラムといった特性がそれぞれ異なる学校が存在している訳です。
親御さんの立場では、上記に加え、年間学費という経済的な事情も大きな関心事になることでしょう。
うちの場合は、最終的に大学付属校を選び、無事通学ことができています。
中学受験校選びと最終的に通学できそうな志望校選びは中学受験にトライすると決めた当初は漠然しているのではないでしょうか?
遅くとも小5から中学受験勉強を始めたとしておよそ1年半漠然した志望校イメージで受験勉強してしまうと、"受験勉強の効率性"とう意味ではある意味遠回りしてしまうことになりかねません。
簡単な例をあげると、受験勉強をはじめると、模試を受けるよう勧められるのですが、都内ですと首都圏模試、四谷大塚模試だいたい2種類の模試を受ける様になります。
前者が、若干甘めな偏差値、校舎が若干堅めの偏差値が出るわけですが、この2つの模試をとってみても、出題される問題のレベルと、タイプが違います。
ご家庭、お子さんを含め、年4回ほど行われるこうした模試の偏差値に一喜一憂しながら、学習対応をすることになる訳です。
ただし、よーく考えてみてください。
実際に行こうと思っている志望校と、こうした模試の試験って全然違うとは思いませんか?
理想を言えば、どんな試験もある程度の点数がとれる真の実力をつけられるのがベストなのでしょうが・・小学生にそこまで求めるのも酷ではないでしょうか?
そいう意味では、受験勉強のチャレンジを決めた時からある程度志望校のジャンル、可能であれば具体的な学校名などもイメージし、過去問題ぐらいは見ておいて、到達しなければならない最終イメージをしっかり持つべきです。
うちの子の場合は、受験にチャレンジするかどうか検討する際に、まず通学の利便性を考えながら、受験をして何を得るかということについて家族会議を行いました。
大まかに以下の内容について検討した感じ。
1.進学行へ行き、超難易度の高い大学を目指す?
2.文化的で、人として豊かな躾というか人間形成ができる環境を求める?
3.小学校も私立なので、とりあえず行けそうな私立にする?
4.大学受験という不確定な要素を払拭するための保険も含めて大学付属校を目指す?
まず、一番考えたのは、経済的な観点。
うちの子の場合は、1と2はまずないなという感じでした。
そこまで成績がずばぬけていい環ではないですし、2を求めると非常にお高い授業料となる傾向も確認済みだったためです。
まず、3については主人が反対しました。理由は、勉強もせずに周りに流されたたら厳しそう。またそんな状況で大学受験をやろうと思ったら予備校代からその他倍の経費がかかるのが目に見えているというもの。
小5から中学受験にかかる経費も大まかに計算してもわかる通り、結構な金額がお受験にはかかるわけです。また受験後も私立に通うならば毎年それなりの学費がかかるのも事実。
ということで、中学受験に対して、うちの場合、得るべきものとして最優先としたものは、とりあえず、普通にやっていれば、〇〇大学までは進級できるといういってみればある種の切符を手に入れるとおいう観点でした。
ということで、「大学付属校」を目指すという大まかなゴールが決まったら、
・自宅からの距離
・大学のレベルと学費
・難易度(自分の子供のレベルをみて受験準備期間に準備ができそうか?)
3つのポイントに絞ることで、すぐに具体的な学校名が絞れるようになりました。
その後、過去問題を確認し、受験へ向けた学習期間を鑑みながら、塾のカリキュラム、模試の偏差値については、あまり一喜一憂せず子供の学習進捗確認として捉えるという方針のもと受験勉強をやってきたわけですが、何とか志望校(MARCH)に合格し、コロナ禍に直面しましたが、オンライン授業を主体に良い学園生活を迎えることができたのではないかと今振り返って満足できてると思います。
中学受験に際しては、どのような学校を目指すかというのは、偏差値ばかり気にしてなかなかぎりぎりまで決められないというかたもいらっしゃるかもしれませんが、受験勉強を開始する前に、あえて、戦略的に将来的な眺望を見据えた上で、ご家庭の経済状況、求めるもの、お子さんの指向性なども加味しつつ、少なくとも学校のタイプなどまでは明確しておくと良いかと思います。